予防接種

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当クリニックでは小児の予防接種(ワクチン接種)として、法律に基づいて各自治体が実施する「定期接種」と主に保護者の方の判断でそれぞれが医療機関で実施する「任意接種」を行っています。受診を希望される場合は、webでの予約になります。当日は母子健康手帳、予診票(定期接種の場合)、健康保険証などをご持参ください。

定期接種

定期接種とは、国が「一定の年齢になったら受けるように努めなければいけない」(接種の勧奨)と規定されているワクチン接種になります。なお定期接種に指定されているワクチンは、感染力がとても強く、いずれも集団での感染リスクが高いとされているもので、国が勧奨していることもあり、指定されている期間内に接種すると公費負担(無料)となります。また、接種後の副反応によって何かしらの問題が生じたという場合は、予防接種法で定められている救済制度が適用されます。ちなみに定期接種で指定されている期間を過ぎても接種は可能ですが、その場合は任意接種扱いになりますので費用は全額自己負担となります。

一方の任意接種は、保護者が接種の有無を判断するので、原則全額自己負担となります。ただ、任意と言いましても重症化すると生命にも影響する病気もあり、海外では定期接種扱いになっているものもありますので、できる限り接種されることが推奨されています。

生ワクチンと不活化ワクチン

またワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めてつくられたもので、不活化ワクチンは細菌やウイルスを死滅させ、免疫を作る際に必要とされる部分のみを取り出して作成されたものになります。このように作り方はもちろんですが、接種回数や次の予防接種(別のワクチン)を受けられるまでの間隔も異なります。

接種後の注意点

接種直後の30分ほどは、変わった様子がないかどうかを確認するようにしてください。その間は院内にとどまるか、異常があった時にすぐに駆け付けられる場所で待機するようにしてください。また副反応として、接種部位が赤く腫れる、痛む、一時的に発熱するということもありますし、接種を受けたことで、稀に重い後遺症になったり、生命の危機に遭遇したというケースも稀にあります。ただ予防接種を受けずにその対象となっている病気に感染して重症となってしまうケースの方がリスクは高いと言えます。このような点からも可能な限り予防接種は受けられるようにしてください。

定期予防接種の種類、スケジュールについて

定期予防接種の種類、スケジュール(接種時期)等につきましては、墨田区の公式HPにある子どもの予防接種をご覧ください。生後2ヵ月から予防接種は始まりますが、ワクチン接種のスケジュールが細かすぎて、接種漏れが心配という保護者の方には、当クリニックでスケジュール管理のお手伝いをいたします。ご希望される方は、一度ご相談ください。

任意接種

●任意予防接種の種類、スケジュールについて
小児が受ける任意予防接種の種類とスケジュールは次の通りです。

おたふくかぜワクチン【生ワクチン】

おたふくかぜの予防を目的としています。接種回数は計2回で、1歳を過ぎたら早期に接種し、その後5歳以上7歳未満の間にも接種します。接種後に副反応として、2~3週間後に発熱、耳下腺が腫れるといった報告もありますが、自然と治まるようになります。

インフルエンザワクチン【不活化ワクチン】

インフルエンザの予防を目的としたものです。生後6ヵ月から接種可能で、13歳未満は計2回(1回目と2回目の間隔は2~4週間ほど空ける)です。インフルエンザウイルスは流行するウイルスが毎年異なりますので年1回の間隔で接種するようにしてください。接種時期については、流行前の10~11月に行うようにします。なお接種直後に接種部位が赤く腫れることがあります。このほか大変稀なケースではありますが、アレルギー症状として呼吸困難、じんましんが出ることもあります。

ひきふねこどもクリニック

tel.03-3618-1111

〒131-0046 東京都墨田区京島1丁目39番1
曳舟西ビューハイツ1F 店舗122

  • 院長:髙田 昌亮
  • アクセス:京成曳舟駅徒歩1分  東武曳舟駅から徒歩3分
診療時間
9:00~12:00
13:30~15:30
予防接種・乳幼児健診
15:30~17:00

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△は診療時間9:00~13:00
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